●最近暑くなりましたよね
すでに、沖縄と九州では梅雨明けをしたと発表がありました。
このことでも解りますが、日本に本格的な夏が近づいています。
すでに、カンカン照りの暑さに悩まされている地域も多く、そのせいで体調を崩される方が多く来院するようになりました。最近の夏は、「暑い」という言葉だけでは片付けられませんよね。地域によっては40度を超える猛暑になるところもあり、こうなると健康の心配も出てきます。
夏というと熱中症が心配になりますが、皆さんもこの熱中症にならない様に気をつけてください。
ここで、暑さへの対策をいくつかご紹介したいと思います。
●基本は水分を取ること
当たり前ですが、熱中症対策の基本は「まず水分をしっかりととること」です。
お年寄りの場合、体から水分がなくなる脱水症状は命にかかわることも。
この為、水分をしっかりとることをお勧めします。
外で遊ぶときなど、つい夢中になって熱中症対策を忘れてしまう人も多いですが、熱中症になってしまうと大変なので、きちんとした対策をとることをお勧めします。
また、間違っても子供を車の中に閉じ込めて出かけない様に。
車の中の温度はどんどん上がりますから、そのままにしておくと命にかかわります。
毎年、猛暑の中にある車の中で子供が亡くなるというニュースを聞きますよね。
このような事故は、なんとしても防がなければなりません。
短い時間でも、必ず子供はつれて出かけましょう。
●長い時間炎天下で遊ばない
太陽の下で元気よく遊ぶ子供はかわいいですが、ここまで暑いと「外遊び」を簡単にお勧めできません。
遊ぶとしても時間を決めて遊ぶなど、工夫が必要です。
子供が遊びに夢中になっていて、「元気がいいね」などと思っていたら、突然具合が悪くなって倒れた・・・なんてこともありえます。子供の体調は急変することもあるので、気をつけましょう。
外で遊ぶときは、水筒を持っていかせるのもいいでしょう。
きちんと水分補給をすることができる環境をしておくことが大事です。
熱中症は、疲れているとなりやすいということもありますので、きちんと睡眠をとって寝るようにしてください。
疲れを溜め込まない努力をすることも必要です。
また、熱中症予防には必ずお茶もしくは水を使用すること。
これをジュースにしてしまうと、たくさんの糖分を体に入れてしまうことになります。
糖尿病などの可能性が高まりますので、きちんとカロリーコントロールも行いましょう。