自分のパターンを知る

11月に入り、急に寒くなったと思いませんか?

そのせいか、風邪薬を購入するお客様も増えてきたように感じます。

また、最近はマスクをきちんとしているお客様も多いですね。 街を歩いていても、マスクをつけている姿を良くみかけるようになりました。 以前は、マスクというと、お化粧が崩れたり、めがねが曇ったり、面倒臭かったりという理由で、つけない人も多かったように思いますが、最近ではさまざまなタイプのマスクがあるせいか、マスク人口は増えて、それはとても良いことだと思います。

マスクというのは、単に外からの菌を予防するだけのものではないのです。 逆に自分が持っているかもしれない菌を外にまきちらすことを防ぐ働きもあるのです。 満員電車の中で咳をしたり、くしゃみをしたりする人は、それだけ周りに菌をまきちらすことにもなるので注意しましょう。ちょっとでもおかしいなと思ったら、マスクをしておくことです。 特に人が密集しているような場所に出かける場合にはマスクは必須です。その場に行くまではしていなくても、常にマスクは携帯しておき、そういう場所ではきちんとマスクができるようにしておくというのもマナーとして必要でしょう。

また、風邪をひくときにはパターンがあります。 そのパターンをちゃんと自分なりに把握しておくようにしましょう。

たとえば、私の場合は、まず喉が痛くなります。喉は子どもの頃から弱くて、ちょっとしたことで良く腫れました。その影響なのか、風邪を引くとすぐに喉が痛くなってしまうのです。 次に体中の関節という関節が痛くなります。そうなるともうこれは完全に風邪だなとわかるのです。

喉が痛いだけだと、ひょっとしたら風邪ではなくて、単に喉が痛いだけかもしれないと思いますが、関節が痛くなると、完全に風邪だということです。 そして最後に熱が出てきます。 そうなるともう動くこともままならなくなります。 絶対安静が必要な状態です。 たいていはそうなる前に治すようにしているので、そこまで一気に症状が進むということはありませんが、時々、関節が痛くなってから、熱が出るまでの間が短いことがあります。そうなると、もう完全にアウトです。

しかし、私の場合には、その場合の対処方法を知っているので、あまり心配しません。とにかくビタミンをたくさん摂って、温かくして寝るのです。良く風邪をひいたらお風呂に入っちゃいけないといいますが、最近ではお風呂に入って熱を出すという方法は良いと言われています。それほどしんどかったり苦しかったりしなかったら、思い切ってお風呂に入って、その後、しっかりと体を冷やさないようにすぐにお布団に潜るようにしましょう。

何よりも大切なことは、風邪の予兆を知ることです。 喉の痛みが最初に来る人は、喉が痛いと思ったら、すぐに葛根湯などを飲んだり喉の腫れを治す薬を塗ったりするようにして、病気の進行を進めないようにしましょう。 自分の風邪や病気のパターンを知るということは、つまり、症状を長引かせないことにもつながるのです。