体調不良を訴える方が増えています

6月に入り、暑い日が続くようになったからでしょうか。最近、お客様から「体調を崩して病院に行ってきた」「なかなか風邪が治らない」などという相談を聞く様になりました。
毎年、季節の変わり目になると「体調が悪くなった」と訴える患者さんが出てきます。どんなに自己管理をしても、やはり突然の暑さや湿気には勝てないのかもしれません。
先日は、「突然夜に熱が出て、救急病院に行った」という患者さんがいらっしゃいました。
「ずっと咳が続いていたからおかしいと思っていたけれど、ある日突然高熱が出て、動くことが出来ないほどだった」と仰っていて、私も心配になりました。病院では肺炎の可能性も指摘されたそうです。本当に肺炎だったら、それはとても大変なことです。その後に薬局にいらっしゃらないことが気がかりです・・・。

この様に、体調が悪くなって病院に行くと言う人が、季節の変わり目には増えます。
特に、これからは夏になりますので、夏の暑さに負けて体調不良を起こす人が多くなるかもしれません。脱水や熱中症などが気がかりですよね。
私たちとしては、体調が少しでもおかしくなったら早めに病院へ・・・としかいうことができません。
早いうちに病院に行き、薬を処方してもらえば、回復だってとても早くなるでしょう。前述の患者さんは、ずっと咳をしていたにも関わらず、すぐに病院に行くという判断をしなかったために重症化したと思われます。
一度思い切り体調が悪くなると、そこから治療をしていくのは時間がかかりますので、長く苦しい思いをしなければならなくなってしまいます。その様なことがない様に、早めに病院に行くといいでしょう。

○体調管理をしっかりと
また、これからの季節はきちんとした体調管理を心がけることが大事です。
何より、水やお茶で水分を身体に入れてあげるようにして下さい。特にお年寄りの場合、脱水が長く続くということは、命に関わることになります。熱中症にならないように、帽子をかぶって自衛することも大事。特に子供の場合は、きちんと帽子を被せて下さい。
できれば、日が高く暑い時間帯に外出をするのではなく、夕方くらいから外に出るといいかもしれませんね。
暑さは、思った以上に人の体力を奪うものです。
しかも、気付いた時は重症化していた・・・ということも多いので、より気をつけなければなりません。特に子供の場合、親が気をつけて熱中症にならないように見てあげて下さいね。
この暑さは、恐らく9月くらいまで続きます。体調を壊さないように、色々な工夫をすることが大事です。