知っていそうで本当は知らない?正しいうがいの方法とは?
昨今、新型インフルエンザウイルスが登場したり、3月、4月に入って春になったのにインフルエンザが猛威を振るうなど、過去にはあまり覚えのないようなことが起っています。
学校やご家庭でも手洗い、うがいなどを徹底して行っていると思いますが、それでも絶対に感染しないという保証はありません。
ただ、風邪の場合、飛沫感染と接触感染があり、通常、接触感染が多いといわれていますし、インフルエンザは飛沫感染が多いといわれています。
うがい、手洗いをしっかり行い流行時にはマスクを正しく着用するなどすれば、風邪、インフルエンザについてかなり予防することができると考えられます。
小さいお子さんがいるご家庭や、高齢の方がいるご家庭では、風邪等に感染しやすいので、風邪やインフルエンザなどの感染症から身を守る事をしっかり考えるべきでしょう。
うがいも手洗いもしっかり行っているから問題なしと思っていても、案外うがいの正しい方法を知らないでいたり、勘違いしているという人も少なくありません。
ここでは、うがいの方法についてしっかり学んでおきましょう。
飛沫感染に効果的なうがいをしよう
飛沫感染問うのはどういう事なのかというと、くしゃみ、咳などで空気中にウイルスが飛び散り、それを吸い込むことで感染します。
特にインフルエンザの感染力は非常に強く、危険なウイルスです。
ウイルスは吸い込んですぐに症状が出てくるということではないので、細胞内に入りこんでしまう前に、しっかり洗い流すことが重要です。
外出先から帰宅したらすぐに手洗い、うがいを行うという意味は、いち早くウイルスなどを粘膜などから除外したいからなのです。
風邪を引いている人が咳き込んだり、くしゃみをしたりするとウイルスは3mから5m、時速290キロというスピードで飛ぶといわれています。
離れているから大丈夫と考えるのではなく、外出したらうがいという癖をつける方が安心です。
正しいうがいの方法とは?
正しいうがいの方法ですが、出来ればうがい薬などを利用してしっかりうがいを行いたいものです。
特に風邪やインフルエンザが流行している時には、うがい薬を利用し、正しくうがいをすることが求められます。
うがい薬は仕様説明をよく読み、計量カップなどを利用し用法を守って利用します。
うがい薬を薄めてうがい液を作ったら3回に分けてうがいを行います。
1回目はお口の中にある食べかす、有機物をとる為、口の中でぐちゅぐちゅと強めにうがいをします。
2回目は喉の奥までうがい薬が届くように上を向いて15秒程度、ガラガラとうがいを行います。
3回目も同様に行って終了です。
しっかりと上を向いて、のどの方まで十分にうがい薬が届くように行うのがコツです。
風邪などが流行していない時には、帰宅した時、外で遊んだ時、また掃除の後など、水で同じようにうがいを行いましょう。