ご家庭で必要な常備薬
家庭常備薬とは、救急箱に入れられているような、必需性の高い薬品を指します。
この薬を用意するメリットは、病院に行かなくても、ご自宅で治療が行える事です。
ちょっとしたキズや病気なら、薬を使って対処できるでしょう。
常備薬に多くのジャンルがある理由は、それだけ常備薬のニーズが高いからです。
常備薬はあらかじめ用途が決められている為、メーカーとしても価格を安定させやすいそうです。
ですので、一つのジャンルの薬を一つ用意しておけば、特に問題はありません。
飲み薬や貼り薬
家庭常備薬の種類として、飲み薬や貼り薬があります。
飲み薬には、胃腸薬や風邪薬などがあります。
貼り薬には、シップがあります。
その他にも、ガーゼや包帯、消毒液なども必要です。
薬局でお買い求めいただけますので、不足している場合はすぐに補充しましょう。
常備薬の大原則は、長期間保管できる事です。
ですので、短期間しか保管できないお薬は、あまり利用されません。
初めて常備薬を用意されるなら、既存の救急箱などの「出来あがったラインナップ」をご参照ください。
常備薬の意味
ちょっと頭を使えば、どうして常備薬が必要になるかがお分かり頂けるでしょう。
常備薬は、あなた個人のためにあり、同時にご家族のためにあります。
ご家族に持病をお持ちの方がおられれば、その方の苦しみを助けるために使われます。
常備薬を用意しておくことで、万が一の事が起こっても、冷静に対処が出来ます。
常備薬は、日頃どんな作業に従事しているかによって、その数量や中身が変化します。
あなたの職業やライフスタイル、これまでの経験を基に、常備薬をご選択ください。
備えあれば憂いなしを実践したいなら、常備薬をご用意ください。
万一のときは病院へ
常備薬で対応できるのは、応急処置に限られます。
安静にしていても体調が良くならない場合は、病院に行きましょう。
病院には、専門的な訓練を積んだ、医師や看護師がたくさんおられます。
応急処置ではなく、もっと本格的な処置も受けられます。
ですので、必ず病院に行き、診察を受けましょう。
病院では、多くの方が診察を待たれています。
そんな時、ご家庭から持参した常備薬をご利用頂くと、速やかに苦痛から解放され、順番待ちの時間も短く感じるでしょう。
一番心がけるべき事は、普段の生活に意識を向ける事です。
どんな生活を心がけており、普段の食生活はどんな感じか。
ここが重要です。
常備薬には限界があり、その効果も限定的です。
軽いやけどなら流水とばんそうこうで済みますが、それ以外のやけどは即座に病院で治療を受ける必要があります。
常備薬は万能ではありませんので、くれぐれもお気を付け下さい。