お薬をお渡しする際の説明
調剤薬局では、患者さまに対し服薬指導をいたします。
患者さまにおかれましても、お薬の正しい効能や利用目的をご確認頂くことで、より安全に体のケアを行う事が可能です。
分からない事がございましたら、ご質問下さい。
服薬指導の内容は、お薬の正しい服用方法、副作用や飲み合わせに関する注意、薬の保管方法についてです。
以前とは違う種類のお薬を調剤する場合や、新しいお薬を調剤する場合も、その都度ご説明をいたします。
服薬指導は、その調剤薬局の責任者である薬剤師が行います。
お手数おかけしますが、薬に関する知識は、あまり披露されない方が良いでしょう。
可能なら、メモを取りながらお話をお聞き下さい。
申し訳ありませんが、薬剤師によって、説明の能力は異なります。
説明を受けても分からない事があれば、ネットの検索エンジンなどをお使い下さい。
もちろん、薬の効果について十分ご納得頂いてから、薬をご服用下さっても構いません。
お薬以外にお渡しするもの
調剤薬局では、お薬のほかに薬剤情報提供文書やジェネリックの差額表をお渡しします。
ちなみに、ジェネリックの差額表はジェネリック医薬品を調剤している場合のみ提供されます。
患者さまがお薬手帳をお持ちの場合、今回の調剤に関する情報を記載したシールをお貼りいたします。
これらをお受け取り頂くことで、安心してお薬をご利用頂く準備が整います。
あなたがより信頼できる調剤薬局をお探しなら、きちんと情報提供をしているお店をお選び下さい。
一昔前はお薬手帳がなかったため、患者さまも「どんなお薬をもらったのか」を忘れてしまう事が多々ありました。
そのため、現在ではお薬手帳をお渡しすることで、患者さまの体質や過去の病状に合わせたお薬を選択できるようになっています。
このように、色々な面で工夫や制度の改良が行われているのが、2010年代の調剤薬局の特徴です。
薬の説明はとても詳しいが、難しい
薬に関する説明は、専門家である薬剤師が行います。
そして、お薬に関する資料も、写真付きのものが多く、説明文も丁寧です。
お薬を飲む前に再度説明文をご確認頂くと、より安心出来るでしょう。
薬の説明は、薬学の知識を全くお持ちでない方も理解できるよう、懇切丁寧に行われます。
多くの方が「薬の成分」と「用法」、「飲む回数」を大変重要視されていますので、こちらをご理解頂ければ幸いです。
治療中は、医師の指導に従い、体を安静にして下さい。
なお、日本においては、東洋医学と西洋医学が両立しています。
大病院など、ほとんどの病院では西洋医学に基づいた診療が行われ、西洋で多く利用されている薬が処方されます。
もっとも、漢方をお選び頂いても構いませんので、ご自身の意志でご判断ください。